鋼材技術コラム

平鋼・異形平鋼とは?平鋼活用のメリットを解説!

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平鋼・異形平鋼とは?

平鋼とは、「フラットバー」や「平鉄」などとも呼ばれる、四面を熱間圧延した平坦な鋼材のことを指します。平鋼は、厚さ・幅ともに様々なサイズがありますが、一般的に流通している平鋼は、厚さ3mm以上、幅400mm未満となります。また、平鋼は主に建築土木、船舶、産建機、自動車、プラントなどの業界でよく使用されており、主部材ではなく補助部材としてよく使用されております。鋼種としてはSS400が一般的で、SN材やSM材、SC材でも生産することが可能です。

(※一般的にはあまり流通していませんが、お客様のご希望に沿った形状で生産することもでき、そうした平鋼は”異形平鋼”と呼ばれます。異形平鋼は、台形や六角・凸型・凹型など様々な断面形状のものがあります。)

平鋼・異形平鋼を活用するメリット

1.ムダ工程の短縮が可能!

平鋼のメリットは、お客様が必要とする最終製品と、同じ幅、寸法の鋼材をご用意できる点です。一般的な厚中板を使用する場合、幅立ち時間のロスとコストが余分にかかります。しかし、平鋼を活用すれば、納品後、すぐにプレス打ち抜き加工から製作をスタートすることができ、ムダ工程の短縮が可能となります。

2.ニアネットシェイプで大幅なコストダウン!

前述の通り、異形平鋼とは台形や六角・凸型・凹型など様々な断面をした平鋼のことを指します。当社はこの異形平鋼での対応が可能です。異形平鋼を活用することにより、二アネットシェイプ(最終製品に近い形状)で製品を提供することとが可能となり、ムダな加工時間の削減や大幅なコストダウンを実現します。

3.最終製品と同じ断面形状!

異形平鋼を活用することで、お客様のご要望に応じて、最終製品に合った断面形状の平鋼をご用意することが可能です。前工程での余計な切削加工や切断等が不要となりますので、お客様の工数を大幅に削減することができます。

4.フランジ・リング材の歩留まり向上!

フランジ材やリング材をプレス打ち抜き加工で製作する場合、ムダな材料が多く発生します。しかし、テーパー平鋼と呼ばれる異形平鋼をを使えば、材料を無駄なく使い、フランジ材、リング材の製作が可能となります。

平鋼・異形平鋼を活用した課題解決事例をご紹介!

平鋼 FBフランジ曲げ

通常当製品のような形状を製作するためには、レーザーによる切板加工が用いられますが、レーザーにより切断し熱を入れると反り・歪みが発生します。そこで当社は、平鋼への曲げ加工による製作をご提案いたしました。平鋼に曲げ加工を施すことで、反り・歪みが発生せず綺麗な形状での製品製作を実現しました。さらに、レーザー加工と比較すると、無駄な材料が発生しないため、歩留まりの向上も併せて実現いたしました。

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特殊鋼平鋼

平鋼には一般的にSS400と呼ばれる規格が使用されます。しかし、当事例のお客様はSS400の平鋼ではなく溶接性、引っ張り強さが高い素材をお探しでした。そこで様々な鋼板素材を保有しており、協力会社ネットワークに強みを持つ当社にお声かけいただきました。弊社では、お客様のご要望に最適な特殊素材のSM490Aをご提案いたしました。SM490Aを使用したことにより鋼材の軽量化を実現しました。

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平鋼・異形平鋼に関することなら鋼材加工技術Naviまで!

いかがでしたでしょうか。今回は、平鋼・異形平鋼活用のメリットについてご紹介しました。
鋼材加工技術Naviを運営する丹羽鋼業株式会社には、平鋼をはじめとした各種鋼材を豊富に取り揃えております。お客様の多岐にわたるニーズに対してこれら様々な鋼材をもって貢献することができています。当社の平鋼をはじめとした各種鋼材への圧倒的なノウハウでお客様の課題解決を実現しますので、鋼材に関するお悩みは是非当社にご相談ください。

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